一昨年12月から翌1月に寄せられた俳句をまとめて紹介します。
京都の紅葉から昨シーズンの雪景色までが思い出されます。
本堂にあれよ楓の舞い込んで (12/1)
葉の落ちてたわわの柿の輝けり (12/4)
冬茜からすは未だ戯れて (12/4)
冬凪や暮れ残りゐる双子橋 (12/8)
銀杏落葉耀ひながら吹き溜る (12/11)
銀杏落葉踏んで駆け去る子等の居て (12/11)
北風や北側ばかり散る銀杏 (12/12)
星空を見つめるスノーマンの孤独 (12/15)
クリスタルツリーは七色変化(へんげ)して (12/16)
墨絵のごとただ鎮もれる冬の朝 (12/25)
冬波や夕陽きらめく帰り船 (12/27)
ひとときのカフェの安らぎ山スキー (12/30)
大吹雪ただ佇ち尽くすアノラック (12/31)
アイスバー「ブルー・ムーン」を飲むふたり (1/3)
やさしげに雪化粧せり三原山 (1/7)
落椿なほも華やぐ命かな (1/9)
寺はいま森閑として冬紅葉 (1/9)
生きものの如く降りたり今朝の霜 (1/11)
冬晴や高層群を見はるかす (1/16)
蝦夷富士や満目雪野従へて (1/20)
枯れ残る百合一輪や蕾むまま (1/26)
紅梅や桃割れ似合ふ町娘 (1/28)
水紋のあやなす光春隣 (1/30)
裸木や梢にからむ凧ひとつ (1/30)
( )内は記事の日付です。